カメラの目的は、映像を記録するということです。けど、ただ記録できればいいんじゃなくて、撮っていて「楽しくあること」が大切です。楽しくなければシャッターを押さなくなるし、シャッターを押さなくなれば、何もわくわくすることは生まれません。 さらに、撮っている時に楽しいだけじゃなくて、撮っていないときでも(撮っていない時こそ!)楽しいほうがいいのです。なぜなら、カメラは撮ってない時間のほうがはるかに長いのです。ただ手のひらにのっけて触ってみたり、明日はこれでどんな傑作が偶然生まれたりするのかな?なんて、撮ってもいないのに、いろいろ空想して過ごせるカメラこそが、一番なのです。そういう考えで、あの「デジタルハリネズミ」も生まれました。necono digital cameraは、到底カメラとは思えないカタチです。きっと、こいつで何を撮ろうかときっと当方もない空想をしてもらえるんじゃないか、そう思って作りました。

このカメラは、汎用的に転がっているメカに、適当なカバーをくっつけて製品にしたものでも、既存製品の外観の色だけ変えたものでもありません。「デジタルハリネズミ」と同じく、ゼロから試行錯誤して開発したカメラです。メカをネコの形に入れることでもひと苦労。見た目は苦労知らずのカワイサですが、結構な苦労の末に生まれたカメラです。

けれど、こういった変りもののカメラは、ごく一部の人に熱狂的に受け入れられますが、その数は一般のデジタルカメラ市場では微々たるもので、大きな数を売ることはできません。そこで、結果的に小さな数で生産することになり、大きな数では部品も買えず、価格もそれなりに上がってきます。多分、このカメラは液晶画面が付いていないカメラとしては、世界で一番高額な部類じゃないでしょうか?
でも、だからといって、愉快なものをリリースしないわけにはいきません。私たちはそもそも、スペックを売っているわけでも、「便利」を売っているわけでもなく、「愉快」を売っているのです。この「愉快」が伝わることを祈って、necono digital cameraをリリースします。

「デジタルハリネズミ」がアヴァンギャルドな魂を持った長男なら、necono digital cameraは、ちょっと優しいぼんやりした次女って感じでしょうか。

楽しさが伝わるといいなあ。


NECONO DIGITAL CAMERA

LISA LARSON



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